【休業についてのお知らせ】

日頃より当プロジェクトへ格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
6月5日から営業を再スタートさせて頂きましたが、大変ありがたいことに予想以上のお申し込みがあり、弊社倉庫で受けられるお荷物の量である2,000箱に達しました。
これ以上の荷物の受け入れ対応が難しいため誠に勝手ではございますが、以下の期間中を倉庫整理作業のため休業期間とさせて頂きます。

※7月3日 追記
大変申し訳ございませんが、休業期間を延長させて頂きます。

旧)休業期間 :2019年6月7日(金) ~ 2019年7月16日(火)

新)休業期間 :2019年6月7日(金) ~ 2019年8月6日(火)

業務開始 :2019年8月7日(水) 10:00 ~ となります。

休業期間中につきましては、ネットでのお申し込みの受け付け、ネットでのお問い合わせの対応が出来かねますので、あらかじめご了承下さいませ。

なお休業期間中はお電話でのお申し込みやお問い合わせは可能となっております。

電話番号:079-490-4281
営業時間:平日10:00~17:00(土日祝日は定休)

休業期間中、お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。今後とも『フクサポ』をよろしくお願い申し上げます。

活動実績

この度は、フクサポへのご協力ありがとうございます。
私はテラ・ルネッサンスインターン野田と申します。

皆様からいただいたご寄付は、カンボジアやラオスでの地雷、不発弾撤去支援や
ウガンダやコンゴの元子ども兵や紛争被害を受けた人々へ
支援を行うための活動資金にさせていただきます。

今回はカンボジアからの報告です。

「ヤギ飼育世帯」

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JICA草の根パートナー事業として、2017年から実施している
バッタンバン州カムリエン郡での障がい者世帯への生計向上支援事業は、
全3年9ヶ月の事業期間のうち、2019年4月から3年目の活動を開始しました。

これまで家畜銀行の牛、ヤギ、鶏、ハリナシミツバチのなかで、
一番収入に繋がっているのは、ヤギ飼育。

実はこのヤギの飼育は、事業を立案するときに活動の中に入れるか迷いました。
理由は、対象地域でヤギ飼育をしたことがある人は1人もおらず、
やりたいという人がほとんどいなかったからです。

ただ、農業専門家とヤギ飼育の計画を考えると、
この地域でのヤギ飼育は非常にやりやすいと考えていました。

理由は土地がある程度広がっており、
餌となる草木が豊富にあるため、餌代がかからないからです。


【1年目のヤギの対象世帯から返却されたヤギを2年目の対象世帯へ渡す際、早速えさをやる子ども】

テラ・ルネッサンスでは、受益者本人たちの意思も尊重するため、
どうするか迷いました。
事業開始前に人気があったのは、牛です。

牛はほとんどの人が飼育したことがあるか、
飼育している人が近くにいて、見て知っています。

そして、1頭あたり1,000-2,000ドルと非常に大きな収入になります。

ただ、問題は成長と繁殖に時間がかかること。
販売できれば大きなまとまった収入になりますが、
1年に1頭ずつしか子どもが生まれず、子牛も成長するまで1年から2年はかかります。
限られた事業期間中に収入を得られるかどうかというところです。

それに比べてヤギは、半年に1回繁殖し、
1回目は1頭ずつ生まれる場合が多いですが、
2回目以降は2-3頭、多いときには1度に4頭生まれてくることも対象世帯にありました。

そして1頭あたりの値段が安い分、
最初に2頭の雌と1頭の雄を同時に渡せる為、
さらに繁殖サイクルは早くなります。


【一度に3頭の子ヤギが生まれたペッチ・サルンさんの家族では、子どもたちが子ヤギの世話をする】

そこで、ヤギ飼育は、100世帯中90世帯が取り組むことにしましたが、
最初は受益者たちが飼育をしてくれるか、不安があったのも確かです。

それは受益者たちも同じで、
やったこともない、見たこともないことをやりたいかどうかと聞かれても、
なかなかやりたいという人は少ないはずです。

そこで、最初の1年目の受益者を選定するときには、
どうやって飼育し、何を食べ、どれぐらいで繁殖し、いくらで売れるのか、
1から説明をした上で、やってみたいか聞きました。

その説明を聞いた後で、やってもいいよといってくれる人たちがいました。

2年が終わり、ヤギの飼育は、
対象にしていた90世帯のうち85世帯に渡すことができました。

すでに返却したいけれども、受け取る世帯の都合で、
まだ手続きをしていない世帯が数家族いるため、
ほぼ計画を達成できている状態です。

今、2年目の世帯から返却があったヤギをどうしていくのか、話し合いをしています。

はじめは知られていなかったヤギ飼育ですが、
生まれてくる子ヤギは、子どもたちにも大人気です。

受益者のなかには、子ヤギが可愛く、懐くので、一緒にテレビを見ている、
ヤギを抱いて寝る、抱きしめる、中にはキスをするという嘘のような話も、
笑顔で受益者たちがしてくれます。

2年目終了時点では、全体で35頭、2,275ドルの収入につながっていましたが、
ここ2ヶ月で、27世帯でおよそ2倍の62頭、4,544ドルの収入にまでなりました。
家畜銀行への返却が終わった世帯が販売できたようです。

今年度は、返却し終わった世帯からどんどん収入につながっていくと考えられます。

ヤギ飼育の件から、受益者にやりたいかを聞くことも重要ですが、
やりたくない理由が、知らないからやりたくないのか、
知っていてやりたくないのかを見極めることも重要だと気付かされました。

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記事執筆/
アジア事業部
江角 泰

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認定NPO法人テラ・ルネッサンス
啓発事業部インターン
野田 歩美

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